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Kaz3

Author:Kaz3
1955年3月生まれ
(A型/魚座)
自称ロマンチスト

今さらながらの出会い、
発見、気づき、等々
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地元、近場に見る面白風情……(1) 路地・小路・小道……

 自宅で仕事……の身分になってからというもの、歩いて行ける範囲の近場を気分転換にちょっと散歩……という機会が多くなった。

 散歩に出るたび、20年以上住んでいる慣れた地域であるのに、何かしらの発見や改めて気づかされることが多々。いや、おそらくはずっと以前からに目にはしていたのかもしれないが、気づいていたとしても、いつでも来れる場所だから……などと思いつつ、さほど重要とは感じず忘れてしまう、というようなことが多かったように思う。
 大多数の人は、慣れた場、日常生活の場である地元に、風情や趣、といった類いのことを見い出す……など、まあ、あまりないのかもしれない。以前の私もそういう方だったかもしれない……が、散歩の折々に、再発見……今さらながらの気づき……をするようになるにつけ、地元もまんざら……と、つくづく思えるようになった。

 そんな、自分流の視点で改めて見つけた地元にある面白さ、風情や趣といったものを、いろいろな観点に分け、記録してみたくなった。地元散歩がこれまで以上に面白く思えるようになるであろうことを期待しつつ……である。

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商店街横の路地で見た風情に、ちょっと感激……

 5月半ばの朝散歩の折のこと。
 週に2回ほど、朝8時ちょっと前に出勤で家を出るカミさんにつきあう形で、一時間くらいを目安に散歩に出る。ひばりケ丘駅前でカミさんを見送った後は、少し遠回りして家の方へと戻る。家への戻りコースはその時々の気分で……ということにしているのだが、この日は1ヶ月ほど前に何年か振りに通った、ひばりケ丘駅横の踏切からまっすぐの北口商店街中ほどの横にある路地を抜けて行くコースを取ることにした。

▼ ひばりケ丘北口商店街側の路地入口辺り/黄色矢印が路地方向/写真正面が駅方向
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 通り抜けるのに1分ちょっと程度の路地。商店街側から入ると、途中から狭くなって鋪装されていない道になる。その区切りの辺りから住宅地側の道に抜けるところまでにちょっと良い風情を感じはするが、久々に通った前回の印象は、まあたまに通り抜けてみるのも悪くない……という程度のものだった。

 ところがこの日は違った。

 商店街の中ほどを左に曲り、路地に入って数メートル、正面曲り角辺りに白い花の群生……。

▼ 正面に白い花の塊/’14.5.16
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 白い花の群生は、マーガレットだった。

▼ 舗装路と鋪装されていない道の境目辺りから/’14.5.16
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 思いもよらず、素敵なものを見せてもらった、という感じだ。

▼ 道を抜ける手前で振り返る……/’14.5.16
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 マーガレットの小道……、花には少々疎い私だが、これにはちょっと感激……だった。

 1ヶ月前にここを通った時はこんな感じが見られるようになるとは思いもしなかった。

▼ 1ヶ月前に通り抜けた時の様子/’14.4.16
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▼ 住宅地側から見た1ヶ月前の様子/これはこれでいい風情ではある……/’14.4.16
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 1ヶ月前の様子もそれなりの風情を感じさせてはくれたが、花の持つ力……とでも言ったらいいか、花はこの道に見る風情を何十倍も引き立たせてくれる。

 その後しばらく、機会がある毎にこの路地を通り、マーガレットの群生が醸す、ちょっとファンタジックな風情を楽しませてもらった。

 翌々日の日曜、カミさんにも見せたかったので、駅前に出たついで、カミさんと路地を通り抜けた。

▼ この日は住宅地側からIN/’14.5.18
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▼ 住宅地側入口横の花壇/パパヴェルコムタツム(赤い花)とアグロステンマ/’14.5.18
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▼ 曲り角辺り/とてもいい感じを醸す……/’14.5.18
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▼曲り角反対側/数の多いマーガレットの白い花に日が当ってハレーション……/’14.5.18
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▼ 道脇の花壇/2日の間に花を増やしたカンパニュラ・メディウム(和名=風鈴草)/’14.5.18
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 さらに8日後、朝散歩の折に三たび通り抜け……。

▼ 商店街側からIN/花の種類が多くなった?/’14.5.26
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▼ 心なしかマーガレットの花が少なくなった……/’14.5.26
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▼ 花壇のピンクと薄紫のカンパニュラ・メディウム(和名=風鈴草)が見事/’14.5.26
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▼ マーガレットはもうすぐ終わり……/’14.5.26
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 花壇の花々はもちろんだが、何よりもまるで自然に、道端に自生しているかのように咲くマーガレートがなんとも言えない趣を創っている。この路地は私道なのだろうとは思うが、この場所をこんな感じに手入れし、解放してくれている人に、感謝、である。

▼ 生活の中にあるファンタジー……この日はゴミ収集日だった/’14.5.26
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 その後も機会がある度にこの路地を通り抜けている。

 7月に入った今日の朝散歩でも……。さすがにマーガレットはもう終わってしまったが、そういう時期が1年に1度必ずある、というのが分ると見方が変わる。

 来年も楽しみ……だ。

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近くにある、路地、小路、小道、の風情を楽しむ……

 路地、小路、小道、など、日本中、世界中、どこにでもある。

 京都の町家と町家の間の人一人がやっと通れるような小路。東京の下町界隈にある盆栽や鉢植えの花々に溢れる路地・小路。そこには私の住む家の近くにはない、歴史ある町ならではの、とても面白い風情がある。あるいは、畑地や水田の畦道や農道、草原や森にある小道。歩いたらどれほど心地いいか……。

 ただ、それはそれ。もし行くことがあったら、その場所場所の、路地、小路、小道、を歩いて通り抜け、そこで目にする風情を味わい楽しめばいい……。そう思う。

 あたり前のことではあるが、私の住むひばりケ丘周辺にも、路地、小路、小道、は多くある。その全部が面白いものであるわけではもちろんないが、不思議と感性に訴えてくる、風情ある……路地、小路、小道、というのが、案外ある。

 私の住む家から徒歩1〜2分ほどのところにこんな小路がある。

▼ 自宅近くの小路/自宅寄りの側から……
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▼ 反対側から見ると……
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 土の道で、自動車はもちろん通れない狭さ。せいぜい10数メートル。この小路を通ったからといって近道になるわけでもなんでもない。自宅から駅方向とは反対方向にあるが、駅側から散歩で帰って来る時など、ここをわざわざ通る、あるいはここを覗いてから家に戻る、ということをしてしまう。

 何日か前の雨の日の買物帰り、ここの雨の日の様子を見たくなった。

▼ 雨の日の小路の風情/
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 ちょっと絵になる……。

 この小路から自宅へ戻る道沿い、ちょっと覗きたくなる場所がある。

▼ 自宅からすぐにあるよそのお宅の玄関道/奥行10メートルほどの袋小路
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 6月半ばの、やはり朝散歩の帰り、この前でちょっと面白い風景を目にした。

▼ 玄関道前、猫が何かの様子を伺っている……
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 猫が様子を伺っていたのは、玄関道の中にいた3〜4羽のスズメだった。私の気配で、スズメはすぐ飛んで行ってしまったが、猫はしばらく玄関道の中を凝視したままだった。

 この小路が醸す風情のおかげなのだろう、こんな他愛のない様子も何か絵になる。


 ひばりケ丘駅周辺は以外と古くからある住宅地。古くから順々に出来上ってきた住宅地であるせいか、駅近くは迷路のような路地が多い。
 そんな路地をわざわざ歩いてみるのもけっこう面白いものだ。

▼ 駅北口から2〜3分ほどの住宅地の路地/左の狭い方に入る
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▼ 路地の中にたいした風情があるわけではないが……
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▼ 通り抜けること自体に趣を感じなくもない/抜けてきたのは右の道
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 こういう路地が多いほど、散歩が楽しくなる。


 住宅地ばかりではないのが、ひばりケ丘周辺。駅から15分以上離れれば、こんな道にも出会える。

▼ 畑の間を縫うように歩ける小道/生活道路に解放されている農道……
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 この風情がいつまで見られるか……だ。


 最後に私が一番気に入っている小道……。

▼ 自宅近くにある三角公園の原っぱ道
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 子どもの頃を思い出す、というのもあるし、道の原形というのを感じる、というのもあったり、まあ、いろいろ感じるところがあるのがこの小道。
 別に必ずこの小道を歩かなければいけないわけではなく、原っぱを歩いたっていい……。そんな自由感が好きなのだろうと思う。

▼ 部分だけを見れば、草原の小道……
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 道は歩くためのものである。シンプルな道は想像も広げてくれる……。




 地元、近場であることのメリットは、四季折々連続して楽しめること。飽きたらしばらく、行かなければいいだけのこと……。でも必ずまた、行きたくなるものなのだ。そんな時にすぐまた行けるのも、地元、近場ならでは……だろう。

 路地、小路、小道、もそうだけれども、地元や近場に、風情や趣の感じられるものはまだまだいっぱいある。


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