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Kaz3

Author:Kaz3
1955年3月生まれ
(A型/魚座)
自称ロマンチスト

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短歌<春舞台六景>とスナップで、’14春を振り返る

 ブログの更新をさぼっている間に6月……。とうに春は終わってしまっていた。

 散歩・散策の折に撮った今年3月からの写真を見直してみた。いつにも増して数多く撮っていた事にちょっと驚いた。それほどに気づかされる事の多かった今年の春……ということなのかもしれない。

 この春をテーマに後追いで作ってみたド素人短歌、それにちょっと気に入っているスナップ写真を加え、今年目にした春の風情を振り返ってみることにした。


004001

<もう間もなく北へ飛び立つはずの鴨の姿に春の幕開けを感じた/落合川にて/’14.3.16>
004002

 3月16日、久しぶりにカミさんと黒目川〜落合川の川沿い散歩に出かけた。
 落合川の岸辺にゆったりとくつろいでいるかのようなヒドリガモの姿があった。もう北へ飛び立ってもおかしくない頃であるのに、少しも慌ただしい様子はなくのんびりとしているその感じが、とても印象的だった。

 この日は、ようやく春らしい暖かい陽射しに恵まれた、という感じの日だった。

<まだ春になり切っていない感の、黒目川(手前から右)・落合川(左)分岐点辺り/’14.3.16>
004003

 この日は不思議なことに、普段あまり姿を現さない生き物たちを良く見かけた。

<川の中の枝につかまりひなたぼっこしている(?)、この日目撃した2匹目の亀/’14.3.16>
004005

<アオダイショウ、冬眠していたパイプ孔から這い出して来たのだろうか?/’14.3.16>
004004

<いつの間にかこの辺りに定住した(?)、シラサギ(コサギ)のこんな姿も……/’14.3.16>
004006

 この翌日=3月17日は、確定申告の最終日だった。午前中に自転車で朝霞税務署に行き、税務申告は何事もなく終了できた。
 親友Iが亡くなった知らせを受けたのはこの日の夜だった。


004007

<梅の花に春を実感、けれど桜のつぼみの膨らみ具合に強く関心が行く/文理台公園にて/’14.3.25>
004008

 となり駅の保谷駅から自宅までの散歩の折、少し遠回りして立ち寄った文理台公園。白と赤の梅の花が、いかにも春、という風情を感じさせてはくれたが、だいぶ膨らんで見える桜のつぼみの方に、強く関心が向いてしまった。
 この日=3月25日、東京地域の桜の開花宣言がされた。

 この3日前に、Iの葬式があった。馬鹿なことをと思いつつも、せめてあと半月……、桜を見てから(無理だったろうが)……、などと思ったりした。

 翌26日、少し多めに時間を取り、気分転換も含めて桜の状態の観察を口実にして、小金井公園周辺に出かけてみた。

 花小金井駅に行き、すぐ横の狭山・境緑道(多摩湖自転車道でもある)を田無方面へ向かって歩いた。途中小金井公園に入ってみたが、まだ、春風情薄し、の感じで、すぐ緑道に戻った。
 約2時間半ほど……物足りなさも感じはしたが、久々のこの辺りの風情、それなりに楽しめたと思う。

<花小金井駅近くの狭山・境緑道、沿道の桜並木にはまだ花の気配なし/’14.3.26>
004009

<緩やかな坂がちょっと良い風情を見せる/小金井公園小平口手前/’14.3.26>
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<雑木林の木々の芽吹きが弱く、春らしい印象がまだ薄い小金井公園内/’14.3.26>
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<小金井公園を出て再び緑道へ/この辺りの土手上の道の雰囲気が気に入っている/’14.3.26>
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<この日唯一の、色鮮やか……/緑道脇に咲いていた河津桜/’14.3.26>
004013

 一足早い河津桜がとてもきれいに咲いていたのにはちょっと感動を覚えたが、開花宣言のあったソメイヨシノが開花しているのをこの日は一輪も見る事はできなかった。
 この辺りの開花は都心部より1〜2日程度遅くなるようだ。


004014

<この時期の絶対的主役の桜の花と競うように咲く山吹の花が織り成す風情/石神井川沿いにて/’14.4.6>
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 桜が満開となる時期、必ず見に行きたくなる近郊の桜の名所がある。中でも特に気に入っているのが、練馬高野台駅近くを流れる石神井川沿いの桜並木が作り出す景観。その石神井川沿い、石神井公園と練馬高野台の中間辺りにある平成みあい橋という橋の脇には山吹が群生している。
 ここで桜と山吹の花がコラボしている様を見ると、この時期の絶対的主役である桜に、まるで山吹が対抗意識を燃やすかのように咲いている感じに思える。

 桜の開花宣言から5日ほど過ぎた日、自宅近くの農家脇に咲く枝垂れ桜が満開となった。例年この枝垂れ桜が満開なると同時に、テレビなどで東京周辺の花見の様子などが報じられるようになる。

 今年も近辺の桜の名所へと足を向けたが、この際のことは、前回の[春・第一幕……に、見たくなる景色]にて掲載済みなので余計な雑記は省く。が、印象的な風情・景色の写真を数点入れておきたい。

<枝垂れ桜と咲残りの椿との重なり感が良い/自宅近くの農家脇にて/’14.3.30>
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<菜の花畑と桜と農家の重なる春風景/西東京市北町・武蔵野変電所裏にて/’14.3.31>
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<西東京市立青嵐中学校裏のバックネットに映えて咲く若木の桜/’14.3.31>
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<いつになく爽やかに見えた朝8時30分頃の空/自宅近くの三角公園にて/’14.4.6>
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<毎年感動を与えてくれる石神井川沿いの桜/石神井公園近くと練馬高野台横(下)/’14.4.6>
004020
004021

 来年もまた、ここでのこの時期ならでは……の感動を味わいたい。


004022

<桜の花が散るのが合図だったかのように、木々の葉が一斉に芽吹き出した/自宅近くの雑木林にて/’14.4.10>
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 前回の[春・第一幕……に、見たくなる景色]にも掲載した短歌。よってこれに関する雑記は省略。

 花見とゴールデンウィークに挟まれた4月半ばに対しては、春の中だるみの時期、というイメージをずっと持って来ていたように思う。しかしながら目を凝らしてみると、ものすごい勢いで成長していく木々の葉、多彩に咲き始める花々、他諸々、実は春の中で、一番見るべきものの多い時期なのかもしれない、と、今年の春、改めて感じさせられた。

 そんな4月半ばの散歩の折に目にしたいろいろのスナップ……。

<青空に映える咲残りの梅の花/落合川遊歩道にて/’14.4.10>
004024

<青空との重なりが何かとても清清しい満開のユキヤナギ/落合川遊歩道にて/’14.4.10>
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<澄んだ水の流れをバックに清清しい風情を醸す、黄菖蒲と咲残りの菜の花/落合川にて/’14.4.10>
004026

<道端の桜の花びらの吹き溜まりが相俟って、いかにも春風情/落合川近くの無人野菜販売所/’14.4.10>
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<この場所にはちょっともったいない感じ……ツルニチニチソウ/上の無人野菜即売所の反対側/’14.4.10>
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<新しく伸びた欅の細い枝の先に止まっている、おそらく……ツグミ/栗原六丁目公園にて/’14.4.13>
004029

<コナラの花の間を忙しく動いていたシジュウカラ/栗原六丁目公園にて/’14.4.13>
004030

<日毎に著しく成長する木々の葉、黄緑の色が目に爽やか/栗原六丁目公園にて/’14.4.22>
004031

<花丸ごと……見事な散り方を見せる八重桜/自宅近くのテニススクール前/’14.4.27>
004032

<青々とした小麦の畑/保谷駅北口近く/’14.4.27>
004033

 4月半ばは、暑くもなく寒くもなく……散歩・散策に最適な頃でもある。


004034

<爽やかな風を受けて新緑の中を泳ぐ鯉のぼりは、ゴールデンウィークの象徴的存在/善福寺公園にて/’14.5.4>
004035

 ゴールデンウィークは春の二つ目のピーク。舞台で言うならば、第二幕の盛り上がりの場、というところだろうか。その盛り上がり場の象徴的存在は鯉のぼり。
 連休中の5月4日、2年ぶりにカミさんと善福寺公園に行った。池の上に張ったロープにつけられた数多くの鯉のぼりが、公園の木々の新緑をバックにして泳いでいる様は、いかにも……という感じで、大いに気が惹かれた。
 とは言え、鯉のぼりはゴールデンウィークの象徴的存在ではあるが、けっして主役ではない。あえてこの時期の主役を上げるとすれば、新緑、ということになるのかもしれない。
 新緑は、第一幕の絶対的主役の桜に比べれば、華やかさはなく、控えめな存在に思えるが、この時期に目にする多くのものを引き立ててくれる役目を果たしてくれているように感じる。

 さて、ゴールデンウィーク、5月3日に川越、4日に井草八幡から善福寺公園の散策に出かけたが、川越については別カテゴリーで改めて……と思っているので、ここでは井草八幡〜善福寺公園の春風景を掲載しておく。

<出掛けに撮った一枚/毎年この時期に目を楽しませてくれる保谷苑のツツジの生垣/’14.5.4>
004036

 井草八幡宮へは、ひばりケ丘(電車) → 大泉学園(バス/西荻窪行) → 荻窪警察署前下車、で、後は青梅街道を徒歩で西方向。一つ手前のバス停(桃井4丁目)で降りた方が良かったようだ。

<井草八幡宮東参道の鳥居/中に入るのは初めて、思った以上に荘厳な感じ/’14.5.4>
004037

<外部との遮断感を強く感じる参道/重々しいが若葉の黄緑は柔らかさを感じさせてくれる/’14.5.4>
004038

<井草八幡宮楼門前/迷うことはないが参道はちょっと迷路的/’14.5.4>
004039

<井草八幡宮社殿前/派手さがなくシンプルな落着き感のある佇まいが良い/’14.5.4>
004040

 北参道から境内を出て、善福寺公園へ……。井草八幡宮北参道口から徒歩10分ほど。

<到着早々に目にした景色、この時期らしさ満点……/善福寺公園・上池側/’14.5.4>
004041

<池向こうに垣間見える坂道、なぜかこういう景色に惹かれる/善福寺公園・上池側/’14.5.4>
004042

<目にやさしい新緑いっぱいの景色/善福寺公園・下池側/’14.5.4>
004043

<穏けき春……人がくつろいでいる姿はなぜかほっとさせる/善福寺公園・下池側/’14.5.4>
004044

 東京女子大側の出口から公園を出、徒歩20分ほどで西荻窪駅……。

 行こうと思えばいつでも行ける範囲でも、なかなか行けない(行かない)場所がある。そんなところにたまに足を伸ばして行ってみる。ゴールデンウィークはいつもそんなことをやって過ごしているが、そこで感じる季節感、というのは、同じようで違う味わいがある。面白いものだ。
 秋頃、またこの辺りに来てみよう……。


004045

<5月も半ばになると、木々の葉は本来の緑色に近いものとなり、夏近しを感じさせる/’14.5.11>
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 3月頃からこれまでになく関心を持って見続けてきた自宅近くの雑木林。木々の足元まで届いていた陽射しは、ちらほら届く、という程度になり、若葉の黄緑色も全体の半分以下になった。

 5月の半ばは、まだ春?……もう初夏?……。春という季節をずっと見つめて来たら、そんなどうでもいい(?)疑問を、真剣に思ってしまった。
 少なくともこの時期が春の終幕であることは間違いない。5月20日くらいを区切り、という風に考えて、5月半ばの春風情を振り返ることにした。

 今年の5月半ばは、雲の状態が作り出す、不思議な面白い空の様子が多く見られた。これまで気づかなかっただけかもしれないが……。

▼’14.5.11 昼近く
004047

▼’14.5.14 朝
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▼’14.5.16 朝
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▼’14.5.18 夕方/下の写真の縦線は飛行機雲の跡?
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▼’14.5.19/朝
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 秋の空に関心を持ったことはあったが、春の空もこんな面白い様子を見せるとは……である。

 この時期の、畑や道端などの植物にも多く目を向けた。

<都忘れ(ミヤコワスレ)/黒目川沿いにて/’14.5.8>
004055

<黄菖蒲(キショウブ)/4月から見ているが、この時期の方が旬の花/落合川沿いにて/’14.5.8>
004056

<昼咲月見草(ヒルサキツキミソウ)/落合川沿いにて/’14.5.8>
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<2m近くある、イタドリ……というより、スカンポ、の方が私には馴染み深い/落合川沿いにて/’14.5.8>
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<自宅近くのキャベツ畑/これもこの時期ならではの景色/青嵐中学校裏/’14.5.11>
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<シロツメグサ/珍しくはないけれど……盛上がるように群生していた/自宅近くの空地にて/’14.5.11>
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<紫露草(ムラサキツユクサ)/公園横の道路脇、無造作な感じに……/西東京わんぱく公園脇/’14.5.14>
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<二週間ほどの間、ここを通るのを楽しませてくれた、マーガレットの小道……/ひばりケ丘駅近く/’14.5.16>
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<畑のネギ坊主/栗原三丁目の一坪農園/’14.5.18>
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<黄金色に輝く麦の穂/4月に保谷で見た麦はまだ青々だった……/志木の慶応大裏にて/’14.5.20>
004064

<畑一面にジャガイモの花が咲いていた/片山二丁目辺りにて/’14.5.20>
004065

<この空地だけに咲く、何やらおかしな風情の名前不明の花/西東京市下保谷三丁目辺り/’14.5.20>
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 この他にも数多く撮ったが、切りがないのでこのくらいに……。

 最後に偶然撮れた、自分的にちょっと不思議に思えた一枚。

<景色を撮ったつもりの写真に、偶然、羽根を広げたアゲハ蝶が……/’14.5.20>
004067

 電線がうるさく、あまり良いカットに思えない写真ではあるが、まるで、アゲハ蝶が、もう初夏だよと教えてくれているように見える。自分的に面白い一枚になった。




 母が亡くなったすぐ後だった、2011年春。東日本大震災が起こり、あの時は何やら余裕のない春を過ごしたが、強烈に印象に残る春になったのは言うまでもない。

 今年。春早々に40年来の親友が逝ってしまった。このことがきっかけだったのだろう、この春は思うところが多々あった。
 私にとって、今年の春も、記憶にしっかり残っていく春、ということになりそうだ。
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