春の前に ‥‥ 12年ぶりに見た故郷秋田の雪景色
2/29〜3/1の2日間、同窓会の用事で故郷の秋田に行って来た。
実に12年ぶり。
秋田新幹線がレッドカラー・ロングノーズのスーパーこまちになってからは初めて。
▼ スーパーこまち
大宮から乗車。次の停車は仙台、その次盛岡。
通過する福島、宮城、岩手 ‥‥ 5年前の東日本大震災のことが当然頭を過る。
盛岡で はやぶさ から切り離され、ミニ新幹線の こまち は在来線の田沢湖線に入る。
その昔は特急で8時間。新幹線が出来てからのしばらくはL特急なる連絡車に乗り換えなければならなかった。
そんな昔を考えれば楽 ‥‥ ではある。
盛岡から雫石、その次の田沢湖までのしばらくは奥羽山脈の山中を走る。
田沢湖を過ぎると車窓からの景色が開ける。
あいにくの雨模様 ‥‥ でも見たい撮りたいと思い続けていた、秋田の雪景色。
車窓からレンズを向けシャッターを押した。
▼ 秋田行き スーパーこまち の車窓から
定刻より少し遅れての秋田駅到着。雨に濡れずに済む範囲を少しだけ散策。
晴れていればもう少しいろいろ街歩き ‥‥ と思っていたが、あきらめた。
▼ 秋田駅と周辺の様子
知ってはいたものの、駅周辺に且つての懐かしさは感じられない。町中は積雪も無し。
おじさんとおばさんが待つ家へ。
おじおばといっても血縁ではない、幼い頃から親戚以上の関係でつきあってくれている家。
連絡こそしてはいるが、顔を見るのは十数年ぶり。
おじさん90歳、おばさんは84歳になったとか ‥‥。二人ともになんとも元気だ。
翌朝、私が失礼する1時間ほど前。昔から人を見送るのが苦手なおじさんが、急にパチンコに行くと言い出した。
そのこと自体はいいのだが、大したことがないとはいえ外は前日夜からの積雪。そんな中を自転車で行くのだという。
▼ 翌朝の外の様子
90歳が、雪があるのに自転車で ‥‥ 普通は心配が先に立つ。
▼ 出かけるおじさんを見送る
おばさんに言わせればいつものこと ‥‥ だとか。覚悟もあるし、達観もしているようだ。
少し唖然としたが、何ともすごいおじさんとおばさんに(心の中で)大拍手 ‥‥ だった。
次いつ行けるか未定だが、おそらく二人共に元気でいてくれることだろう ‥‥ と思う。
母校での用事を終え、歩いて駅へ。
▼ 我が母校、秋田工業高校
▼ 秋工同窓会館
母校の秋工は秋田の名公園、千秋公園の裏手にあたる。
▼ 母校近くの橋から見える千秋公園裏手
公園を抜けて行けば駅までそれほど時間は係らない。それこそ懐かしい道だ。
風景には多少変化があったとしても、道というのはそうそう変わるものではない。
▼ 千秋公園内と公園から望める街の様子
ものすごく変わったとは思わないが、当然昔のままでもない。これはいたしかたのないこと ‥‥。
一つだけ心残り。
あいにくの空模様で、市内から望める秋田市象徴の山、太平山の姿を見ることができなかった。
次の楽しみを残した ‥‥ と思うことにしよう。
帰りの車中。大曲までの間にホワイトアウト寸前の様子を見た。
3月に入ってもまだ秋田は冬 ‥‥ と言ってるような風景。何度シャッターを押しただろう。
▼ 帰りの車中から
雪国の冬は厳しい。それだけに春を迎えた実感を持てた時の喜びはとても大きい。
久しぶりに見ることの出来た故郷秋田の雪景色は、
遠い昔、強く強く春を待ちわびた気持ちを、改めて思い出させてくれた。
3月30日。今住む町、ひばりケ丘辺りは明日にでも桜満開の様相 ‥‥。
実に12年ぶり。
秋田新幹線がレッドカラー・ロングノーズのスーパーこまちになってからは初めて。
▼ スーパーこまち
大宮から乗車。次の停車は仙台、その次盛岡。
通過する福島、宮城、岩手 ‥‥ 5年前の東日本大震災のことが当然頭を過る。
盛岡で はやぶさ から切り離され、ミニ新幹線の こまち は在来線の田沢湖線に入る。
その昔は特急で8時間。新幹線が出来てからのしばらくはL特急なる連絡車に乗り換えなければならなかった。
そんな昔を考えれば楽 ‥‥ ではある。
盛岡から雫石、その次の田沢湖までのしばらくは奥羽山脈の山中を走る。
田沢湖を過ぎると車窓からの景色が開ける。
あいにくの雨模様 ‥‥ でも見たい撮りたいと思い続けていた、秋田の雪景色。
車窓からレンズを向けシャッターを押した。
▼ 秋田行き スーパーこまち の車窓から
定刻より少し遅れての秋田駅到着。雨に濡れずに済む範囲を少しだけ散策。
晴れていればもう少しいろいろ街歩き ‥‥ と思っていたが、あきらめた。
▼ 秋田駅と周辺の様子
知ってはいたものの、駅周辺に且つての懐かしさは感じられない。町中は積雪も無し。
おじさんとおばさんが待つ家へ。
おじおばといっても血縁ではない、幼い頃から親戚以上の関係でつきあってくれている家。
連絡こそしてはいるが、顔を見るのは十数年ぶり。
おじさん90歳、おばさんは84歳になったとか ‥‥。二人ともになんとも元気だ。
翌朝、私が失礼する1時間ほど前。昔から人を見送るのが苦手なおじさんが、急にパチンコに行くと言い出した。
そのこと自体はいいのだが、大したことがないとはいえ外は前日夜からの積雪。そんな中を自転車で行くのだという。
▼ 翌朝の外の様子
90歳が、雪があるのに自転車で ‥‥ 普通は心配が先に立つ。
▼ 出かけるおじさんを見送る
おばさんに言わせればいつものこと ‥‥ だとか。覚悟もあるし、達観もしているようだ。
少し唖然としたが、何ともすごいおじさんとおばさんに(心の中で)大拍手 ‥‥ だった。
次いつ行けるか未定だが、おそらく二人共に元気でいてくれることだろう ‥‥ と思う。
母校での用事を終え、歩いて駅へ。
▼ 我が母校、秋田工業高校
▼ 秋工同窓会館
母校の秋工は秋田の名公園、千秋公園の裏手にあたる。
▼ 母校近くの橋から見える千秋公園裏手
公園を抜けて行けば駅までそれほど時間は係らない。それこそ懐かしい道だ。
風景には多少変化があったとしても、道というのはそうそう変わるものではない。
▼ 千秋公園内と公園から望める街の様子
ものすごく変わったとは思わないが、当然昔のままでもない。これはいたしかたのないこと ‥‥。
一つだけ心残り。
あいにくの空模様で、市内から望める秋田市象徴の山、太平山の姿を見ることができなかった。
次の楽しみを残した ‥‥ と思うことにしよう。
帰りの車中。大曲までの間にホワイトアウト寸前の様子を見た。
3月に入ってもまだ秋田は冬 ‥‥ と言ってるような風景。何度シャッターを押しただろう。
▼ 帰りの車中から
雪国の冬は厳しい。それだけに春を迎えた実感を持てた時の喜びはとても大きい。
久しぶりに見ることの出来た故郷秋田の雪景色は、
遠い昔、強く強く春を待ちわびた気持ちを、改めて思い出させてくれた。
3月30日。今住む町、ひばりケ丘辺りは明日にでも桜満開の様相 ‥‥。
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