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Kaz3

Author:Kaz3
1955年3月生まれ
(A型/魚座)
自称ロマンチスト

今さらながらの出会い、
発見、気づき、等々
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2014. 師走の紅葉 …… 所沢と秋津の間に見つけた緑地……

 12月初っ端の朝、家から20mほど先、雑木林脇の集積所にゴミ捨てに行った時、雑木林の木々が青空に映え、良い具合に色づいているのが目に映った。
 紅葉の様子というのは、天気の具合、光の方向、観る位置……などによって違って映るものだが、その全部が良かったということなのか、いつになくとても綺麗に見えた。

▼ 12月初っ端の朝……自宅近くの雑木林の様子
0121_01_裏の雑木林

 近場の散歩・散策を週に2回程度してはいるが、今年はまだ、紅葉が見せてくれる諸々風情のウォッチング、というのをしていなかった。
 無理して遠くへ行ってまで……という気持ちは元々ないが、12月に入った……というのがあって、もう遅いだろうと思いつつ、あそこはどんな具合だろう……という場所を思い出した。



 沿線(西武池袋線)の秋津駅と所沢駅の間にある緑地。

 秋津−所沢間はこれまでも何度か歩いてはいるが、10月の半ばに行った時、ちょっと気まぐれにいつもとは違うルートを歩いてみた。

 長く続く斜面地の雑木林、畑地と林の中を縫うように歩ける道……。

 あの風情に紅葉が加わったらどんな感じか……、見てみたくなった。

 12月3日。8時少し前、カミさんの出勤に合わせて家を出た。これはいつものこと。最寄のひばりケ丘駅、カミさんは逆方向、で、私はすぐにやってきた急行で所沢へ ……。
 急行だから次の停車駅が所沢、5分ほど。各駅でも中3駅、10分くらいだ。

 所沢駅の東口から秋津駅へ。歩いて1駅戻る形になる。

 駅前ロータリーから東方向に延びる道路をまっすぐ。突き当たりT字炉交差点を渡り右へ。ほどなくまた交差点。左折してすぐ左手の少し細い住宅地の道に入り、2〜3分ほど道なりに行くと、左手に緑地の端が見えて来る。
 右手にある小学校の少し手前の左、緑地端と住宅の間に坂道があって、そこを上って行く。上ると広い畑地になり、視界が開ける。300メートルほど先はまた住宅地になる。

▼ 坂の上の辺り、視界が開ける
0121_02_坂の上

 畑地に何やら白っぽいもの……、良く見ると霜と霜柱だった。

 霜がしっかり(?)と降りているを見たのは、この日が今年初めて。

▼ 畑に霜柱
0121_03_霜柱

 一本道を道なりに進む。住宅地に入る少し手前に右方向に行ける道がある。そちらへ行く。

 曲り角で何げに後を振り返ると、ナイスビュー、とは言えないが、富士山がしっかり見えていた。

▼ 富士山が見えた
0121_04_富士山

 これから行く方向に目を移す。

▼ これから向かう先
0121_05_林側

 それほど長い距離ではないが、ここから先、ちょっと良い風情を感じさせる一帯がある。

 正面に工務店の資材置場の入口。その前を右折し資材置場の塀に沿って回り込むように左折すると、雑木林の中へと続く道になる。

▼ 資材置場裏の雑木林へと続く道
0121_06_林の道

 道端に目をやる。俗称ネコジャラシ……エノコログサの枯れた様子に気づく。

▼ ネコジャラシ(エノコログサ)の枯れ模様
0121_07_枯れネコジャラシ

 木立の中を歩く。10月に歩いた時は木々の葉はまだ青々と鬱蒼としていたが、今は木によってはほとんどの葉を落とし冬枯れの様相を呈しているのもある。

▼ 雑木林の中の道からの様子
0121_08_林の中の道

 前回は木々の緑に覆われていて気づかなかったが、さほど幅のない雑木林だ。ただ、長手方向に道があるため、木立の中を歩いていると森の奥深くに向かって歩いているような気分になる。

 木立の間から開けた場所……茶畑が覗ける。前も思ったが、光のあたっている茶畑側が眩しく見えて、ちょっと良い感じの光景……。

▼ 木立から覗く茶畑
0121_09_林から茶畑

 これも前は気づかなかったが、茶畑側に抜けられる道があった。

▼ 茶畑に抜けられる道
0121_10_茶畑への脇道

 そうとうな量の枯葉がここ何日かで落ちたらしい。道なのか何なのか分からないくらいに落葉が堆積している。

 前回とは違う道、茶畑側に出てみることにした。

 陽の当る茶畑側に出ると、それまでとは打って変わって、多様な色彩に包まれる感じになった。

▼ 茶畑と雑木林の様子
0121_11_茶畑にて

 モミジの赤こそ見えないが、雑木林の木々の紅葉が何とも良い。茶の木の上に落ちているたくさんの落葉も良い案配の模様になっている感じだ。

 茶畑の向こう側、斜面の手前に生活道らしき道が確認できた。茶畑を横切り、そちらへ向かう。

 緩やかな坂になっている道を下る。道先が木々に囲まれやや薄暗い感じを受けたが、中にいるとそれほどでも……だが、街灯が点いていた。痴漢注意、ゴミ不当投棄厳禁、の看板も所々に……。

▼ 坂道を下る/街灯が点いていた
0121_12_坂道

 確かに女性の一人歩きや夜歩くのには少し……だろうが、日中に散歩や散策を目的に歩く分には……と思えるし、何よりも風情が良い一帯。
 もしもごく少数の不届きな輩のためにこういう場所が、恐い場所、悪環境、というレッテルが貼られるようなことがあるとしたら……とても淋しい気がする。

 坂道を下ると、先ほど小学校(北秋津小学校)前まで歩いた道の先方に出る。もちろん戻るのではなく先に行く……で、左へ。

 坂道の終端からほんの少し先、左面に畑、その向うを眺めるとこんな景色が……。

▼ 多彩な色景色を見せてくれた畑と雑木林の斜面
0121_13_低地から見る雑木林

 10月に見た時の景色が良くなかったわけではないが、同じ場所か?……という感じ。

▼ 10月の時の同じ場所の景色/この日は曇り空だった
0121_14_10月の景色

 季節が変われば……だから、あたり前のことに思えもするが、目の当たりにするとやっぱり感動する。理屈抜き……。

 道は少し交通量のある道とのT字交差点に突き当たる。そこを左折。数百メートル先で西武池袋線の高架と交差する道。
 右手には住宅が連なる。そのすぐ後ろには川面は見えないが、柳瀬川が流れている。

 左手は畑地。所々に道路側から斜面に向かって住宅地があるが、住宅地と住宅地の間が広く取られているおかげで、斜面地の雑木林の紅葉と畑地とが相俟っての良い風情が、住宅に邪魔されることもなく眺められた。
 晴天のおかげもあったろうけれど……。

▼ 畑地と紅葉の雑木林、それに加えての青空が見せてくれた、風情・風景
0121_15_雑木林遠望

▼ 斜面近くをズーム
0121_16_雑木林望遠

 斜面手前の、ススキの群生(おそらく)の枯れた様子も、良い風情の味付けになっている。見ようによっては、住宅地の建物も景色の一部になっているような……。
 ただこれ以上住宅が増えてしまったら、壊し……に思う。

 台地と低地の境、斜面にある雑木林と低地面の畑地の繋がり。武蔵野台地の地形ならでは……というところだろう。
 同じような地形の場所がある私の住むひばりケ丘近辺にも、かなり前にはこういう風景が見られたような記憶があるが、これほどの風景を見せてくれるところは残念ながら(少しはあるか?)……だ。住宅地が増え過ぎた。

 西武池袋線の高架が近づく。斜面地雑木林の景色とはここらでさよなら。

 高架ガードの手前を右に曲り、高架線の土手沿いの道を行く。正面に低いフェンスに囲まれた緑地が見えてくる。左横に高架沿いの狭い道。狭道の先に柳瀬川に架かる橋。その手前の右に緑地の出入口がある。

▼ 緑地と高架沿いの狭い道(写真:左) 狭い道の先にある柳瀬川に架かる橋の階段(写真:右)
0121_17_淵の森手前
※上の写真は10月の時のもの

 橋の手前の緑地口から中へ。

▼ 緑地の出入口(緑地内より)
0121_18_淵の森入口

 先ほどの緑地に比べればさほど広くはない。ここは一時期かなり話題になった「淵の森」と呼ばれる緑地。

 その出入口近くにはこんな石碑……。

▼ 「淵の森」出入口近くにある石碑
0121_19_宮崎駿直筆碑

 この石碑に刻まれている文は、「となりのトトロ」「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」といった名作長編アニメで超有名な、宮崎 駿 監督、の直筆文を刻んだもの。

 「淵の森緑地」は、東村山市(東京都)と所沢市(埼玉県)にまたがる雑木林の緑地。中に市境、もとい、都県境がある。

 1996年に持ち上がったこの地の宅地化計画に、近くに住む宮崎監督をはじめとする所沢市民の保全運動が起こった。募金運動や宮崎監督からの3億円の寄付などを基に、結果、所沢市と東村山市が公有地として買い取り、保全緑地となったと聞く。
 ことの経緯などの諸々はネットで「淵の森」を検索すれば、いろいろ書かれているものを見ることができるので割愛するが、宮崎監督を会長とする「淵の森保全連絡協議会」による保全活動は現在も継続されている。

 ちなみに、宮崎監督はこの「淵の森」を散策しながら「となりのトトロ」の構想を練ったのだとか……。だから思い入れがある、ということらしい。

 以下、「淵の森緑地」の中の様子。

▼ モミジも混ざり、色彩豊かな紅葉の様子が見られた
0121_20_淵の森内01

▼ 木立の間から見る柳瀬川の様子
0121_21_淵の森内02

▼ 葉が落ちた雑木林の中は陽光がよく通り暗さがない/残り葉が良い風情を醸す
0121_22_淵の森03

 3度目の「淵の森緑地」内の散策になるが、この季節は初めて。

 この日の良好な天気具合もあって、心地良い緑地内。ただしベンチなどの設備が多くあるわけではない。ものの10分もかけず一周できてしまう。
 余計なことを欲するよりは、そぞろ歩いて森の中の風情を味わうだけで……とは思う。

 散策できる道をほぼ一周し、外へ。橋の上からもう一度「淵の森」を眺める。

▼ 橋の上から見る「淵の森緑地」と柳瀬川
0121_23_橋上から淵の森

 「淵の森」は、柳瀬川の淵沿いにあることから名付けられたというのを前に聞いたことがある。

 ここからJR武蔵野線の新秋津駅までは5〜6分ほど。私が向かう西武池袋線秋津駅はさらにその先6分ほど。

 橋を渡ったところを右、しばし柳瀬川沿いを行く。フェンス越しに川を覗く。手前にいたカルガモが慌てて対岸の「淵の森」側に移動。驚かせてしまったようだ。

▼ 「淵の森」側に移動したカルガモ4羽
0121_24_カルガモ


 柳瀬川沿いから離れ、駅へ向かう。

 JR秋津駅のそばの秋津神社では、近所の人たちが集まって、太極拳の時間、の真っ最中だった。家の近所の公園でもよく見かける光景……。

 西武池袋線秋津駅前のドトールで一息。所沢駅の東口からここまで休まず歩いて1時間ちょっとは、歩きングの距離・時間としてはたいしたことはないが、目にして面白いものがそれなりにあるこの辺り……。
 気が向いたら、また自然に足が向くのだろう……と思う。


 それにしても、思った以上に斜面の雑木林の紅葉の様子が良かった。畑地と相俟っての景観も……。

0121_25_雑木林+畑地

 保全活動で話題になった「淵の森」のほんの近くに見られる、雑木林と畑地が醸すこの景観。ここはどうなのだろう……と、思わずにはいられなかった。

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